【MGシナンジュ製作記①】

ガンプラ

工作編:理想のプロポーションを求めて!スタイル改修とLED工作

こんにちは!Piro Style へようこそ。

さて、今日からは過去の製作作品を覚えてる限り記事にしていきます。
まずは「MG シナンジュ」です!

「赤い彗星の再来」と呼ばれるこの機体。キットそのままでも十分カッコいいのですが、今回は「自分の中にある理想のシナンジュ」を目指して、手を加えてみました。

製作記は「①工作編」「②塗装編」「③完成編」の3回に分けてお届けします。
まずは、工作編からスタートです!(写真汚くてごめんなさい笑)

1. スタイル改修

シナンジュといえば、マッシブさとスマートさが同居した美しいフォルム。 今回はS字立ちがより決まるように、「メリハリ」を意識してプロポーションをいじりました。

左素組との比較。マニュピレーターはStyle-Sさんのロボマニ2Lを使用。

① 胸部の大型化と肩の位置変更

全体のバランスから上半身のボリュームが少し物足りなく感じたので、左右側面に2mmプラ板を貼り足して幅増し、削りながらテーパー角度をきつくしています。
また胸部コクピットハッチは1.5mmほど上げた状態で固定し前後ボリュームを増やしました。
肩は取り付け位置を2mm上げ、フレームの軸を短縮。腕が胴体に近くなり、脇が締まるよう加工。

② 腰部の小型化&軸延長、パイプラインなど

胸部と比較するとスカートが大きく感じ、素立ち状態でマニュピレーターと干渉していました。その為、腰のフレームを左右3mmずつカット、トータル6mm詰めて、バランスを取りました。リアスカートはモールドに合わせて短縮、サイドスカートはフレームを取り除きパテで辻褄合わせをしています。

腹部の接続軸はプラ棒で3ミリ延長。これによって寸詰まり感が解消されて、グッと背が高く、スタイリッシュな印象になりました。(元の軸は仮組時にぽっきりと・・笑)

また腰の動力パイプはハイキューパーツさんの精密スプリングとNPパイプMを使用。腰フレームにネオジム磁石を付け、設定画のパイプのラインに近づけました。

③ その他延長工作

首で3mm、足首の関節ブロックで2mm延長工作を行い、伸ばした胴体とのバランス調整。
サザビーとは違ったヒロイックな体型を目指しました。

シナンジュは煽りがカッコいい

2. 顔の整形と「魂」の点灯

MSの命とも言える「顔」。ここは妥協できません。

小説版の顔と形状変更で鋭い目つきに

キットのままだと少し優しげな顔つきだったので、ひさし部分やアゴを削り込んで、より鋭く、凶悪な(?)目つきになるように小説版をイラストを見ながら形状変更しました。
「おっ、イケメンになった!」と感じる瞬間はたまりませんよね。

改修比較

モノアイのLED化

今作は彩風サークルによる合わせとして、LED化がテーマでしたのでビット・トレード・ワンのLEDモジュールを使用しました。お手軽にLED化が出来るのでとてもお勧めです。
ポン付けだけでも満足度は充分得られますが、光量が強く感じたのでSPプレート2を間に咬ませ、光量を調節しました。暗闇でボワッと光るモノアイを見た瞬間、やってよかったと思えました。

モノアイ点灯!

3. 各部ディティールアップ

背中や脚部の「推力」を感じさせるパーツも、さらに迫力を増しています。

脚部バーニアの形状変更など

ふくらはぎ側面のバーニアカバーはプラ棒やパテを使用し大型化。キットのままだと中央にある大型バーニアが隠れてしまうので、チラ見せできるよう形状変更。メカニカルな密度感を高めています。

腰と股間節ブロックのタイミング合わせやボリュームアップ、膝パーツの大型化などをやっています。画像にはないですがフロントアーマーの突起部分も立体的になるよう調整しています。

バックパックバーニアの大型化&位置変更

背中の象徴とも言えるフレキシブル・スラスター。 バーニアは全てStyle-Sさんのものに置き換えています。

さらに、ただ大きくするだけでなく好みの角度になるよう関節軸を追加し、位置も6mm上にあげています。 素立ちした時に、バーニアがより「ハッタリの効く」角度で見えるように変更しています。 後ろ姿だけで「あ、こいつは速いな」と思わせられたら勝ちかなと(笑)。

顔だけサフはよくやります。

今回使用した主なマテリアル

今回の工作で活躍したツールやマテリアルです。

  • Style-Sマニュピレーター、バーニア
  • ハイキューパーツ:精密スプリング(2.4mm)、NPパイプ(M)、SPプレート2
  • プラプレート各種 (W/T): 延長工作や形状出しに。タミヤの方が固くて好き。
  • エポキシパテ (W): 複雑な曲面の整形に使用。軽量タイプが削りやすくておすすめ。
  • 真鍮線: 延長した軸の補強用。
  • ビット・トレード・ワン:LEDモジュール(緑)

というわけで、まずは全体のシルエットを作る工作編でした。

特に顔は切った貼ったの大手術で迷子になりかけましたが、サフを吹いて全体がグレー一色になった時、「これはいける!」という確信に変わりました。
次回は、シナンジュの「赤」にこだわった【塗装編】をお届けします。お楽しみに!

日々の製作や日常のあれこれはXでもつぶやいています。 ぜひフォローして絡んでくださいね。

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